こんにちはKOUです。
1997年に公開されたスタジオジブリの作品映画『もののけ姫』。
壮大ストーリーと神秘的で独創的な世界観で描かれた映画で、ジブリ作品の中でも人気の長編アニメーション映画ですよね。
1997年に公開されて以降、これまでに何度もテレビ放送をしている作品の一つでもありますが、未だに多くの謎が秘められている作品と言っても過言ではないでしょう。
そんな「もののけ姫」に登場するキャラクターの中でも特に不思議な存在感を放っているのが「コダマ」です。
映画の至る所で登場をするコダマですが、見た目もさることながら動きも独特なので、見ているこっちも何だか不思議な気持ちになりますよね。
そんなこだまの正体が一部で「森の妖精」や「トトロ」といった噂が流れているようです。
トトロってあのトトロ?
同じジブリ作品なので可能性がないこともないのでしょうが・・・事実なのでしょうか?
今回はそんな「もののけ姫」に登場するキャラクター「こだま」の正体がトトロと言われている件や音や動きが怖いけどモデルは何?という内容について記事を書いていきたいと思います。
映画『もののけ姫』の配信情報をお伝えします。
「もののけ姫」はUNEXTやNETFLIXなどの動画配信サービスでは、見ることができません。
※(2023年7月時点)
現在「もののけ姫」をご自宅で見る方法は、TSUTAYA DISCASを利用する方法のみとなっています。
①TSUTAYA DISCASなら『もののけ姫』を視聴できる
②30日無料お試し期間を利用すれば無料で視聴できる
③国内最大規模の作品数(洋画・邦画・国内海外ドラマ・アニメ等)
④24時間レンタル無料
⑤翌日配送
⑥返却はポストに出すだけで期限なし
『もののけ姫』コダマの正体はトトロ?
もののけ姫に出てきた白いやつ!
— ヤー坊🍌ᔦꙬᔨ🔫 (@4kUEKwEXweTO8Vd) July 18, 2023
なんて名前だけ…(。-`ω-)ンー
コジマだけ? pic.twitter.com/1NBE5tJagg
『もののけ姫』の劇中で度々登場する不思議なキャラクター「コダマ」。
こだまが登場をするシーンは基本的に森の中で、漢字で書くと「木霊(こだま)」と書き木に宿る精霊といった意味があるようです。
宮崎駿監督はもののけ姫にこだまを登場させた意図としては、木々に宿る生命の重みをわかりやすくするためにこだまというキャラクターを登場させたと語っていました。
◎宮崎駿監督 年齢表
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) July 15, 2023
37歳 未来少年コナン
38歳 カリオストロの城
43歳 風の谷のナウシカ
45歳 天空の城ラピュタ
47歳 となりのトトロ
48歳 魔女の宅急便
51歳 紅の豚
56歳 もののけ姫
60歳 千と千尋の神隠し
63歳 ハウルの動く城
67歳 崖の上のポニョ
72歳 風立ちぬ
82歳 君たちはどう生きるか pic.twitter.com/oWXCQm5ZD3
たしかにコダマが初めて登場したシーンは、河原で人が流された人をアシタカが助けて森に入る時に登場をしていますが、こだまを見たアシタカは「森が豊かな証拠だ」と語っています。
もののけ姫は来週か。今一度この物語が必要なのだと思う。
— Vermouth (@vermouth_hy) July 14, 2023
「曇りなき眼」とはどんな姿勢か。
「ここを、いい村にしよう」が示す "いい村" とは、どんな社会なのか。
アシタカは、人間や森に生きる者たちが抱えるなにと闘っていたのか。
ストーリーから、作品のテーマを学ぶ絶好の機会。#金ロー pic.twitter.com/bKQqRhiyCx
アシタカのコメントからしても、コダマが森にいるということは、森が豊かで繁栄をしている証だということを現しているようですね。
そんな森の精霊でもあるコダマですが、実は後にトトロに進化をするという噂があるので次の見出しから解説をしていきます。
「コダマ」正体がトトロ説は公式?
ネット上でも「もののけ姫 コダマ」と検索をすると「トトロ」というキーワードが多く検索をされていました。
またまた・・・
これについては完全にデマ情報だと思いましたが、実は調べた結果・・・
ジブリの公式情報であることが判明しました。
1998年10月31日に発売された書籍”「もののけ姫」はこうして生まれた”では、最後に生き残った「コダマ」が数百年後にトトロへ進化したという裏設定があるということが書かれています。
今では有名な、『もののけ姫』のラストに出たコダマは後のトトロになるという裏設定。
— 惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 (@YZNlfuMP8Vbaaoj) August 19, 2022
半ば都市伝説的扱いもされて来たが、公式による記述を知ったのはわりかし最近で衝撃だった。
宮崎駿特有の、アニミズム的な世界観の繋がりはちょっと興奮する。#となりのトトロ #金曜ロードショー pic.twitter.com/e4LlOKSq7K
本編のラストカットではコダマが1匹登場します。これは二木真希子さんの希望で入れられたもので、宮崎駿監督いわく、このコダマが後にトトロに進化したらしいです。#もののけ姫 pic.twitter.com/8Qa4CPBaZc
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 13, 2021
宮崎駿監督は「もののけ姫」の劇中でラストシーンに登場する1匹のコダマが後にトトロへと進化をするという裏設定を設けたようです。
もののけ姫の舞台は500年ほど前の室町時代後期が舞台で、トトロは昭和30年代が舞台となっていることがジブリから公式で発表されています。
なお、宮崎駿監督自身はもののけ姫に石火矢を登場させているのは「応仁の乱で原始的な火砲が使われていたという説」から想像を膨らませた旨の発言してて、だとすると15世紀中盤から鉄砲伝来(1543年)までの時代設定と考えるのが妥当だと思う。とすると、後醍醐天皇の時代と合わない…
— dragoner@2日目東イ14b (@dragoner_JP) May 26, 2021
もののけ姫の時代設定は室町時代でエボシ率いるタタラ場の戦闘部隊が、火縄銃をモチーフにした石器銃を使用していることから、舞台となっているのは戦国時代だということが有力です。
「コダマ」進化してトトロになった?
『となりのトトロ』の土の色は宮崎駿監督の要望で、関東ローム層の赤土を表現するために、赤めにしたそうです。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) July 9, 2023
背景美術を担当した男鹿和雄さんは、秋田出身のため黒っぽい土に馴染みがあったそうで、赤くすることに抵抗を感じたそうです。 pic.twitter.com/RcEBGfxLhl
「コダマ」が進化をしたのは、映画「トトロ」で登場するメインの大きなトトロではなく、一番小さなトトロ(小トトロ)だという説があります。
調べた結果、こちらの情報はジブリから公式に発表をされたものではなく、あくまでも憶測による説だということがわかりました。
なぜ「コダマ」が小トトロに進化したかと言われているかというと、「もののけ姫」と「トトロ」の背景に設定されている時代が影響をしているようです。
戦国時代(1467年頃)から昭和30年(1955年)だとするともののけ姫の時代から約500年は経過しているいう計算になりますね。
ジブリが発表をしているように、もののけ姫で生き残ったコダマがトトロに進化をしたとすれば、少なくともトトロの年齢が500歳以下だという計算になります。
トトロってそんなに年いっているの?
そんな声が聞こえてきそうなので、トトロの年齢を調べてみると・・・
#となりのトトロ
— YASUDA (@Yasuda9432) August 14, 2020
宮崎監督曰く
‘トトロ,の本当の名前は『ミミンズク』です
青トトロは『ズク』白トトロは『ミン』という名前がついています
大トロが1302歳、中トロが679歳、小トロが102歳
そして、もののけ姫の『コダマ』が成長した姿が ‘トトロ,です pic.twitter.com/phzUVelBp0
トトロの年齢にもびっくりですが、上記を見ると「小トトロ」だと言われている理由がわかりますね。
大トトロ(1302歳)と中トトロ(679歳)は年齢が500歳以上なので、もののけ姫の「コダマ」が進化をしたというのは考えにくいですね。
「もののけ姫」の最後に生き残ったコダマ1匹がトトロになるらしい。「もののけ姫」は500年ほど前の室町時代後期
— 羽馬千恵🌾【新刊】出版予定~児童虐待テーマ~ (@haba_survivor) August 13, 2021
「となりのトトロ」は昭和30年代の物語
宮崎駿監督は「となりのトトロ」を先に作り、後に「もののけ姫」を作り、最後のコダマがトトロになって昭和時代も生き残っている〈希望〉にしたとか pic.twitter.com/AFGIbpMnnS
ということは、コダマが進化をしたトトロは109歳の「小トトロ」だと考えるのが一番納得できると思いました!
『もののけ姫』音や動きが怖い?
Q:タタラ場に子供がいない理由はなんですか?
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) August 13, 2021
A:タタラ場は出来てまだそれほど経っておらず、子供はこれから沢山生まれるだろうという時期、という設定です。 pic.twitter.com/eH9Vd3MFve
ジブリの裏設定で将来的にトトロへなることが公表されている「コダマ」。
小さくて可愛らしい容姿とは裏腹に、一部では劇中でコダマが出す音や動きが怖いと言われているようです。
たしかにコダマが首をカタカタ鳴らす姿や動きは少し不気味に感じる部分がありますよね。
一方では、アシタカがけが人をおぶっている姿を真似したりする愛くるしいシーンなどもあるので、可愛さと不気味さを兼ね備えているキャラと言ってもいいでしょう。
もののけ姫結構長いよね(´っω=`)
— なめお (@73kimama) October 26, 2018
でもコダマたち好きだから頑張って見たよ。めんけ〜 pic.twitter.com/Vdd2W3TlYP
また、コダマが怖いと言われている理由としては、音や動きだけの影響ではないようです。
「もののけ姫」の制作段階で初期に描かれたイメージ画像が完成品の「コダマ」に比べるとかなり怖くて不気味な表情をしていることが判明しました。
「コダマ」の初期イメージがこちら↓
完成した本編ではコダマはかわいらしいデザインになっていましたが、イメージボードでは画像2のような怖いデザインもありました(笑)。#もののけ姫 #コダマ pic.twitter.com/0PhfCnrR94
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) October 26, 2018
目がギョロッとしていてかなり怖いイメージですよね。
この表情であのカタカタ音を出したり首を傾げるような動きをされると、より一層怖さが増すような気がします。
『もののけ姫』こだまのモデルは何?
屋久島、白谷雲水峡⛰4時間の山登りをしました☺️もののけ姫のモデルとなった場所で、宮崎駿監督は作り手に必ず現場を見るように言ったそうです✨それぐらい実物の方が緑が濃い🌲この大杉は寿命をとっくに超えているのに根を下ろして頑張っているそうです(屋久島の環境は過酷)🥺コダマ見えましたか? pic.twitter.com/8huhNYc6MA
— Jelia@✈️🎹♨️🐱☕️🥐🇨🇭🇩🇪好き (@junpyon10) May 21, 2021
コダマのモデルについて調べていきます。
小さくて可愛らしいのにどこか怖さも兼ね備えているコダマ。
そんなコダマのモデルは一体何なのでしょうか?
実はコダマのキャラクターデザインを考えたのはジブリのスタッフが考えたことが明かされています。
宮崎駿監督はコダマのデザインについて
と語っています。
もののけ姫の劇中に登場する壮大な森は「屋久島」がモデルになっているというのは有名な話ですよね。
屋久島 白谷雲水峡(鹿児島)※ジブリアニメ「もののけ姫」のモデルとなった場所 pic.twitter.com/jndNII8HyU
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) March 9, 2023
さらに屋久島の森の中にあるとあるスポットで写真を撮ると、コダマの頭のような白い玉がたくさん写真に映ると言われている場所が存在をするようです。
その写真がこちら↓
これ、屋久島のあるスポットでしか撮れない写真らしいんだ。
— ネコロス (@youyakuya) March 17, 2019
普通のオーブって真っ白でしょ。でも、そこのオーブには、もののけ姫のコダマのように目と口があるんだわ。 pic.twitter.com/rtUDH6WPV5
たしかにコダマの顔のような白い玉がたくさん写っています。
そのスタッフが具体的にどのようなものが見えているのかはわかりませんが、上記の写真をモデルにしてコダマのキャラクターデザインを考えた可能性は高いかもしれませんね!
まとめ
今回は『もののけ姫「こだま」の正体はトトロ!?音や動きが怖いけどモデルは何?』と題して記事を書いていきました。
【今回の記事のおさらい】
・『もののけ姫』こだまの正体はトトロ?
・『もののけ姫』音や動きが怖い?
・『もののけ姫』こだまのモデルは何?
と題して記事を書いていきました。
今回も最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
コメント